ドジャース・前田 2イニング1安打無失点

スポーツ報知
初回を三者凡退に抑えナインを迎える前田(左はロサリオ、右はスアレス)(カメラ・池内 雅彦)

◆日米野球第4戦 侍ジャパン―MLBオールスター(13日・マツダスタジアム)

 MLB選抜の先発、ドジャース・前田が1安打無失点で2イニングを抑えて、予定通りに登板を終えた。

 初回は先頭の西武・秋山を内角への148キロで一ゴロ。元同僚の広島・菊池は外角への149キロで右飛に仕留め、ソフトバンク・柳田は内角への149キロ1球で遊ゴロに打ち取った。

 2回は先頭の西武・山川を得意のスライダーでスイングを誘って三振に。続く西武・森をチェンジアップで空振り三振に斬った。2死を取ってから迎えた6番、西武・外崎にカウント0―2と追い込んでからの3球目、外角の速球を中前に運ばれた。悔しそうな顔を浮かべたが、続くソフトバンク・上林を内角への148キロで三ゴロに仕留めた。

 元広島でドジャース、ヤンキースで活躍した黒田博樹氏の始球式から始まった試合で、先発マウンドに立った前田。大瀬良とのカープ新旧エース対決で、先輩として笑顔で22球の凱旋(がいせん)登板を終えた。

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