ジミー・ライアン以来130年ぶり、ベーブ・ルース以来99年ぶり…大谷が成し遂げた偉業

スポーツ報知
ア・リーグの新人王を獲得した大谷(左)は、1年間サポートをしてくれた水原通訳の手を掲げて笑顔を見せた(エンゼルス球団提供)

 エンゼルスの大谷翔平投手(24)が12日(日本時間13日)、ア・リーグの最優秀新人(新人王)に選出された。日本選手では1995年の野茂英雄投手(ドジャース)、2000年の佐々木主浩投手、01年のイチロー外野手(ともにマリナーズ)以来17年ぶり4人目の快挙。投票権を持つ30人のうち29人が3位票までに投票し、2位以下に大差をつける圧勝だった。

 ◆大谷がメジャー1年目で成し遂げた偉業

 ▽ア・リーグ最優秀新人

 ▽4、9月のア・リーグ月間最優秀新人 日本人の同賞の年間複数受賞は01年イチロー以来2人目。

 ▽ア・リーグの週間MVP2度(4月2~8日、9月3~9日) シーズン2度目の受賞は野茂以来2人目。新人で2度は日本人初。

 ▽シーズン15本塁打&50奪三振 メジャー史上初。

 ▽シーズン15本塁打&4勝 1888年ジミー・ライアン(16本&4勝)、1919年ベーブ・ルース(29本&9勝)以来99年ぶり3人目。

 ▽シーズン3登板&15本塁打&8盗塁 1888年のジミー・ライアン(8登板&16本塁打&60盗塁)以来130年ぶり2人目。

 ▽開幕10試合で投手と打者で先発 1920年のジョー・ブッシュ(Rソックス)、クラレンス・ミッチェル(ドジャース)以来98年ぶり。

 ▽日本人1年目では最多22本塁打 06年城島健司(マリナーズ)の18本塁打を抜いた。

 ▽9月5日のレンジャーズ戦で2本塁打を含む4安打4得点1盗塁 リーグ新人では88年9月14日タイガース戦で記録したWソックスのクレイグ・ウィルソン以来2人目。

 ▽2本塁打&1盗塁 2試合で記録したのは今季メジャーで唯一。

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