ナ・リーグ サイ・ヤング賞に先発史上最少勝利メッツ・デグロム アはスネル 元巨人マイコラスは6位

スポーツ報知

 米大リーグのサイ・ヤング賞(最優秀投手賞)が14日に発表され、ナ・リーグでメッツのジェイコブ・デグロム投手(30)が先発投手としては史上最少の10勝で初受賞した。ア・リーグはレイズの先発左腕ブレイク・スネル投手(25)が初選出された。

 本格派のデグロムは打線の援護に恵まれずに勝ち星こそ伸びなかったが、防御率はリーグトップの1・70。1位票を30票のうち29票集め(2位票1=207ポイント)、2年連続受賞中で今季18勝を挙げたナショナルズのマックス・シャーザー投手(34)を抑えた(1位票1、2位票29=123ポイント)。3位は86ポイントのフィリーズのアーロン・ノラ投手(27)で、昨季まで巨人に在籍し、今季カージナルスで18勝を挙げたマイルズ・マイコラス投手(30)が6位に入った(3位票1、4位票1、5位票8=13ポイント)。

 メジャー3年目のスネルはともにリーグトップの21勝、防御率1・89をマークし、1位票17、2位票11、3位票2の169ポイントを獲得。2位アストロズのジャスティン・バーランダー投手(35)に15ポイントの差をつけた(1位票13、2位票13、3位票3、4位票1=154ポイント)。3位はインディアンスのコーリー・クルバー投手(32)だった。

 同賞は全米野球記者協会の投票で決まり、投票はプレーオフ前に実施された。

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