大谷翔平、帰国会見「充実したシーズン」右肘手術も「今では不自由することない」

スポーツ報知
帰国し、会見に出席したロサンゼルスエンゼルスの大谷翔平

 エンゼルスの大谷翔平投手(24)が22日、都内の日本記者クラブで会見を開いた。

 会見には30台近くのテレビカメラ、報道陣200人以上が集まった。午前9時59分に黒のスーツ姿で会見場に登場した大谷は冒頭で「シーズン中から取材の依頼をいただいていたんですけど、シーズンに集中したいこともあり、お答えする機会がなかった」と“謝罪”。二刀流として新人王を受賞した今季について、「『やるぞ』という気持ちから1シーズンを終えて、いろいろありましたけど、充実して楽しい一日を送れた。充実したシーズンだったと思います」と振り返った。

 10月上旬に右肘内側側副靱帯(じんたい)の再建術を受けた。「肘にメスを入れるかに抵抗はありましたし、入れない方がいいと思いましたけど、長期的に見た時に不安なくパフォーマンスを出す方がいい」と振り返りつつ、「術後の経過は順調です。今では不自由することはない。やって良かったと思いますし、復帰に向かう課程でそう思えるようにできれば」と話した。現在はランニングや右腕を使わない筋力トレーニングを行っているという。

 投手で先発として4勝2敗、防御率3・31。打者では打率2割8分5厘、22本塁打、61打点、10盗塁。同一シーズンでの「10試合登板、20本塁打、10盗塁」はメジャー初。ベーブ・ルースと比較される中で日本選手ではイチロー以来17年ぶり4人目の新人王を受賞した。

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