田中将大、メジャー挑戦の菊池雄星へエール「頑張れよと言いたい」

　ヤンキースの田中将大投手（３０）は２日、都内の明治神宮外苑室内競技場で行われた野球教室「ウブロ×田中将大チャリティーイベント～Ｐｒａｙ　ｆｏｒ　ＨＯＫＫＡＩＤＯ～」に出席。３日に大リーグ移籍のためのポスティング申請を行う西武・菊池雄星投手について、「頑張れよと言いたいです」と短い言葉でエールを送った。

　田中は今季、６月に両太ももの張りで故障者リスト入りしたものの、２７試合登板し、１２勝６敗、防御率３・７５。日本人初のデビューから５年連続２ケタ勝利をマークし、守備のベストナインに相当するゴールドグラブ賞のア投手部門の最終候補に残った。

　来季へ向けて、すでにキャッチボールを再開しているという。田中は「もう６シーズン目。自分自身思うような投球が出来ていないし、期待に応えられていない。『来年こそは』という思いはあります」と意気込んだ。

　イベントには２０年東京パラリンピックに陸上走り高跳びで出場を目指す成田緑夢も参加した。「世界で活躍する投手を生で見ることが出来て、面白かった。（走り高跳びは）初心者で始めたばかり。困難に立ち向かうことにワクワクしている」と話した。