菊池雄星、大谷とエ軍で合体!?花巻東では入れ違い…球団HP「先発ローテ押し上げてくれる」

スポーツ報知
大谷の所属するエンゼルスでプレーする可能性が浮上した菊池

 西武からポスティングシステムを利用して米大リーグ移籍を目指す菊池雄星投手(27)について、エンゼルスの球団公式サイトが5日までに「菊池をローテーションに加えようとするのか」との見出しの記事を掲載した。エ軍には花巻東高の後輩に当たる大谷翔平投手(24)が所属。高校では3学年違いで入れ替わりだった2人が、メジャーで同僚になる可能性が浮上した。

 大谷は10月に右肘の靱帯(じんたい)再建手術を受けた。メジャーのマウンドに立てるのは早くても2020年で、先発投手陣の強化は急務になっている。同サイトでは菊池の投球スタイルや西武時代の成績を紹介した上で「菊池なら先発ローテーションを押し上げてくれる」と指摘した。

 ただ一方で、肩の故障歴にも言及し「エンゼルスはここ数年はローテーション投手の故障が多く、丈夫な投手を優先する方針でいる。そこまで積極的に動かないかもしれない」とも伝えた。今季はア・リーグ西地区4位。低迷の一因となった先発陣の強化は急務。頑健な投手を優先的にピックアップしたい事情もある。

 大谷と菊池の「先輩、後輩タッグ」結成なるか―。争奪戦が本格化していく。

 ◆交渉期限は来月3日

 菊池は4日に全30球団との交渉が解禁され、米東部時間の来年1月2日午後5時(日本時間3日午前7時)までの30日間に移籍交渉を行う。各球団のフロントやGMなどが集まるウィンターミーティングは9~13日、米ラスベガスで行われる。

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