米ジャイアンツも菊池獲りに意欲

スポーツ報知
メジャー移籍を目指している菊池雄星

 【ラスベガス(米ネバダ州)=一村 順子】大リーグのウィンターミーティングの2日目となった11日(日本時間12日)、ジャイアンツのザイディ編成本部長は、西武からポスティングシステムでメジャー移籍を目指している菊池雄星投手(27)について、「詳細を話すことはできないが、熱心に調査を続けてきた選手であり、彼について球団で話し合っていく」と、交渉に前向きな姿勢を示した。

 右腕クエトが右肘再建手術を受け、来年9月まで戦列を離れる見込みで、先発補強は今オフの課題。「今年、頑張った若手もいるが、来年の開幕はマイナーになる可能性もあるので、一人、二人の先発補強を見込んでいる。FA、トレードを含め市場を検討している」と同GM。今季までGMを務めたドジャース時代には、前田健太投手を獲得した。「ケンタを獲得した経験もあり、日本のトップクラスの選手がメジャーに来る時は常に、興味深く見ている」と日本市場を高く評価。スコット・ボラス代理人と接触はしていないが、13日の閉幕までには会談の予定があると明かした。

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