大谷、人生初レギュラー争い!プホルス、ボアとDH三つ巴「強い気持ちで」

2018年12月14日6時0分  スポーツ報知
  • 表彰式後、厳しい表情で報道陣の質問に答えるエンゼルス・大谷(カメラ・頓所 美代子)
  • 表彰式でマグロをプレゼントされ笑顔を見せるエンゼルスの大谷翔平(中央右)

 エンゼルスの大谷翔平投手(24)が13日、都内ホテルで行われた「2018 毎日スポーツ人賞」の表彰式に出席。10月1日に右肘内側側副じん帯の再建術(トミー・ジョン手術)を受け、来季は打者一本での勝負。この日、チームには今季20発のボアが加入し、指名打者のレギュラー争いは激化が予想される。“人生初”となる定位置争奪戦へ「今年以上の活躍ができるように」と意気込んだ。

 新人王では満足しない。大谷は淡々とした口調の中に、打者一本で臨む19年へ強い意気込みを口にした。

 「今年以上の活躍ができるように頑張りたい。(チームは)毎年入れ替わりが激しいですし、その中で自分のポジションを1年間キープしていけるように。復帰した時に最初から全力を出していきたい」

 右肘の手術明けということもあり、来季の大谷はDHか代打での出場になる。チームにはこの日、DH兼一塁手で今季まで4年連続で20本塁打を放った体重120キロの巨漢スラッガー・ボアがフィリーズから加入した。さらに通算3082安打の正一塁手・プホルスは8月に左膝手術を受け、守備に就けるかが不透明だけに、DHに回る可能性もある。ライバルはともに大砲。激しいDH争いが待つ中で、大谷は今季以上のインパクトを誓った。

 人生初の大手術にも屈しない。現在は10月1日に受けた右肘手術からのリハビリ中。ウィンターミーティングに参加中のオースマス新監督が「開幕戦でプレーする準備は期待していない。20年以降に投手として活躍するためにも医療スタッフの意見を尊重し、慎重に対処したい」と来季の起用方針を示したが、シーズン序盤での復帰が期待される。「すごく順調」というリハビリ生活を送る中、2月中旬のスプリングトレーニングへの青写真が描けてきた。

 「確実にバットは振れていたいと思っています。ティー打撃も始められれば十分。そこまでの過程が大事。今が大事」。この日も「練習の強度も徐々に上がっている」というリハビリに取り組んでから表彰式に出席した。

 打者では今季104試合出場し、打率2割8分5厘、22本塁打、61打点、10盗塁を記録。「(試合の)出方が特殊。これという数字がないのが特徴」と苦笑いしたものの、来季は30本塁打&100打点超えも期待できる。

 「今年は挑戦の1年。最初から最後まで、その気持ちで頑張れたのが良かった。また来年も強い気持ちで頑張りたい」

 2年目のジンクスなど感じさせない圧倒的なパフォーマンスを見せつける。(小谷 真弥)

 ◆プホルスという男 メジャーで4人しかいない通算3000安打&600本塁打をマークし、野球殿堂入り確実なスラッガー。今年1月にロサンゼルスで大谷と一緒にトレーニング。二刀流入団で昨年のDH専任から一塁もこなした心優しき人物。エ軍との10年2億5400万ドルの超大型契約がまだ3年残っている。今年も8月に左膝の手術で終盤欠場し、史上4人目の通算2000打点にあと18のまま。大記録をきっかけに完全復活をファンは待っている。

 ◆ボアという男 今年7月にフィリーズに移籍し、一塁手として4年連続20本塁打をマークしている体重120キロの巨漢スラッガー。昨夏の本拠マイアミで行われた球宴前日の本塁打競争では1回戦で優勝したジャッジ(ヤンキース)に敗れたものの、いきなり22発をたたき込んで地元ファンを熱狂させた。昨年12月には来日してマーリンズ時代チームメートで信奉するイチローとともに、神戸で一緒に自主トレに励んだことでも話題になった。

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