大谷翔平、来季開幕戦での復帰へ「どれだけ早く試合に出られるか」投球再開は来季序盤

スポーツ報知
報道写真展の特別版を手にするエンゼルス・大谷翔平

 エンゼルスの大谷翔平投手(24)が18日、東京・日本橋三越本店で行われた「2018年 報道写真展」のテープカットに出席。10月1日に右肘の内側側副じん帯再建術(トミー・ジョン手術)を受け、来季は打者一本となる。「より数多く本塁打を打ちたいなと思っていますし、試合を決められる一本が、自分の思い出に残る一本が数多く打てれば」と本塁打増を誓った。

 現在は右肘手術からのリハビリ中。マウンド復帰は20年シーズンとなるが、来季序盤にもキャッチボールを再開する見通しだという。「開幕して少したってから軽く投げ始めるかなと思います。それに関しては臨機応変にというか、リハビリの進行具合でも変化してくる。それぐらいをメドに軽く投げられれば」と明かした。

 これまでにオースマス監督が「開幕戦でプレーする準備は期待していない。20年以降に投手として活躍するためにも医療スタッフの意見を尊重し、慎重に対処したい」と来季の起用方針を示している。それでも、大谷は「最短でいけば開幕ぐらい。もちろん最短を目指して頑張りますし、状態が上がらなければ伸ばすこともある。そこは臨機応変に。状態を見ながら」と準備を進めていくという。

 「どれだけ早く試合に出られるか。復帰した後に、どういうペースで出るのか、どのくらい試合に出ながら何本打っていけるのかが見えてくる。なるべく無理をしない範囲で早く試合に出られる準備に持って行きたい」と来季を見据えていた。

  写真展は国内外の作品約300点を展示。主催は東京写真記者協会。入場無料で期間は24日まで。

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