イチロー51歳現役宣言で過去には…サチェル・ペイジが59歳、日本は50歳・山本昌

スポーツ報知
子どもたちにメッセージを送るイチロー

 マリナーズからFAとなっているイチロー外野手(45)が23日、故郷の愛知・豊山町で行われた「イチロー杯争奪学童軟式野球大会」の閉会式に出席。将来的な日本球界復帰の可能性を否定し、野球少年に51歳現役、メジャーでの直接対決を約束した。

 50代以上でメジャーでプレーした選手は6人。S・ペイジはニグロリーグで長くプレー。1948年42歳でメジャー初登板し、後に野球殿堂入りした伝説の投手。65年、59歳の時にアスレチックスで12年ぶりに登板。3イニングを無失点に抑えた。58歳まで続けたのはC・オレアリー。1913年まで内野手としてプレー。34年にブラウンズで代打出場し安打を放った。N・アルトロックはセネタースでの1929年、52歳の時から、54、56歳と各1度ずつ打席に立った。WソックスのM・ミノソは1976年、50歳で先発DH、54歳でも2試合出場した。1903年J・オルークも54歳で1試合、捕手として守り、最高齢で守った記録も作った。レッズのJ・クインは1933年、50歳になったシーズンに14試合登板(0勝1敗)。クイン以外の5人は、ペナントレースの行方が決した、シーズン末のプレーだった。

 ちなみに日本のプロ野球で50歳までプレーしたのは、中日の山本昌投手だけ。2015年に50歳で2試合に登板した。14年には49歳で最年長勝利を記録している。

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