【MLB】マリナーズ移籍決定の菊池が帰国、まずやりたいことは「早くトレーニングをしたい」

スポーツ報知
帰国したマリナーズ・菊池雄星

 西武からポスティングシステムでマリナーズ入りした菊池雄星投手(27)が6日、米シアトルから成田空港着の飛行機で帰国した。

 約3週間ぶりの帰国。米国では交渉と並行してトレーニングも積んできたが、年明けは大詰めとなり満足に体を動かすことが出来なかったと言い、帰国直後ながら「早くトレーニングをしたい。ここ数日はバタバタして、トレーニングも1週間近く出来ていなかったので、もう一度いい体を作り上げて、キャンプ初日からいい状態で入れるように、調整したいです」と9日からは、沖縄に場所を移して自主トレを再開させる考えを示した。

 雄星は昨年12月16日に米球団との交渉などのために渡米。年が明けた1日(日本時間2日)に最大7年120億円での大型契約でマリナーズ入りが決まり、3日には(日本時間4日)英語を交えながら入団会見を行った。年越しも米国で過ごし「(年越しは)26年間、地元の岩手で過ごしていたので、当然アメリカでは初めてだった。年越し、クリスマスとすごく貴重な経験が出来たと思います」と充実感を漂わせた。

 1年目から先発ローテ入りが期待される左腕。3月20、21日には、東京ドームでアスレチックスとの開幕2連戦も組まれており、「とにかく1年間ローテーションを勝ち取って守りきること。またゼロからのスタートなのでアピールしてローテーションを勝ち取って1年間常に高いパフォーマンスを出せるように頑張ります」と目標を掲げていた。

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