菊池雄星、「YK」は嫌!「ユウセイ」と呼んで! 自己紹介で懇願予定

スポーツ報知
キャンプインしノックを受ける菊池(手前右=カメラ・中島 傑)

 西武からポスティングシステムでマリナーズに移籍した菊池雄星投手(27)が12日(日本時間13日)、日本選手の先陣を切ってキャンプインした。

 キャンプ初日、約1時間の全体練習を終えた菊池は「短いという話は聞いていたが、実際にやってみると、もう終わるんだ、と。キャッチボールもやっと肩が温まってきたなと思ったら、みんな終わってた」と苦笑いを浮かべた。

 キャンプ施設には朝8時半に到着し、ミーティングを経てフィールドに出たのは午前11時。キャッチボールやフィールディング練習をこなし、午後0時10分に全体練習が終了した。日本よりかなり短い練習に、少し戸惑っているようにもみえたが「だからこそ、自分自身で考えながら、ルーチンをつくっていくことが求められると思うので、そこも楽しみ」。自主トレで、すでに4度ブルペンに入っているため、余裕の笑みを見せた。

 この日は同じ先発陣と談笑。なかでも、同年代で昨季チーム最多13勝を挙げた左腕ゴンザレスとは積極的に会話を交わした。「(ゴンザレスは)ロッカールームでもすごく優しく話しかけてくれるので、ありがたい。僕からも話しかけられるように、コミュニケーションをとりながらやっていきたい」と、英語を使っていく強い意思がうかがえた。

 選手たちの多くが菊池を「ユウセイ」と呼んでいるが、監督やコーチ陣は「YK」と呼んでいる。どうも菊池自身は「YK」はあまり気に入っていない様子。野手を含めた全体練習初日のミーティングで用意されている自己紹介の機会に「プリーズ・コール・ミー・ユウセイ、で(笑い)」と伝えるつもりだという。キャンプ2日目の13日(日本時間14日)にブルペンに入る予定だ。(秋野 未知)

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