菊池雄星、スライダーに課題「曲がりきらない」

スポーツ報知
キャッチボールで調整する菊池雄星

 マリナーズの菊池雄星投手(27)は13日(日本時間14日)、2日目で初の投球練習に臨み、37球を投げた。

 キャンプイン後、初めてブルペンで投球した菊池はスライダーに課題を残した。

 サービス監督やデービス投手コーチが見守る中、ストレート、カーブ、スライダー、チェンジアップなど計37球。菊池は「周りの投手がぼんぼん投げていく。それに乗せられて。久しぶりにマウンドで息が上がった」と笑ったが、内容には満足できない様子だ。

 「ストレートに関しては、いい軌道で投げられていた。ただ、スライダーが思うように曲がりきらないというのが、アリゾナに来てすごく感じるので、アジャストする必要がある。指の位置を変えてみたりとか、最後の押し込みを強くしてみたりとかはしてますけど、まだ改善する必要がある」と、ボールやマウンドなど日本との違いを早く攻略しようと躍起だ。

 ブルペンには弾道測定器ラプソードやビデオカメラが設置され「データというのは好きなので、今後確認できるというのは大きいなと思います」。キャンプでのブルペン入りは中2日で行われる予定だ。(秋野 未知)

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