ヤンキース・田中将大「200イニングを意識するレベルにいってない。まずワンシーズン投げないと」
【タンパ(米フロリダ州)=一村 順子】ヤンキースの田中将大投手(30)が14日(日本時間15日)、キャンプイン。キャッチボールや守備練習など初日のメニューを全て軽快にこなした右腕は、記者会見で日米メディアに対応。自身初の豪州自主トレ(1月)の成果に、「例年より仕上がりが早い」と手応えを語る一方、「その時、その時、ベストを尽くし、しかるべき時に備えてやっていく」と、メジャー6年目のシーズンを俯瞰的に見据えた。
以下田中の一問一答
―新しいメンバーも加わった。チームの印象は。
「初日ですから。なんともいえない。特別なものはない」
―今後の調整について
「まだ投手コーチと話していない。例年より仕上がりは早いと思う。ライブBP(打撃投手)やシュミレーションゲームなど段階が上がってきて体の反応がどうでるか、わからないので、なんともいいようがないけれど、現段階は順調です」
―200イニングへのこだわり
「200を意識するレベルにいってない。まずワンシーズン投げないと意味がない。どこかで穴を開けてしまうシーズンがほとんど。一番はそこなので、200と言える土俵にいない。だから言わない」
―同地区レッドソックスの意識は
「特にない。登板が決まればそこに向けてやるけど、相手はそこだけじゃない」
―30歳で迎えるシーズンへの意識。
「もう二十代じゃない。三十代ということだけ。特にないですかね」
―メジャーデビューした25歳の頃、今の自分が想像できた?
「あまり長いスパンで先はみないので、特にないです」
―日本では松坂が怪我をしたが、ファンとのふれあいに注意するか。
「その件に関して僕は詳細を知らないのでコメントするのが難しいというのが正直なところ。フィールドで(ファンと)触れ合うこともあるので、気をつけないといけないんでしょうけど。日本の状況がわからないので言いづらい」