開幕投手最有力、ヤンキースのセベリーノが４年契約結ぶ

　今オフに年俸調停権を得ていたヤンキースのセベリーノ投手（２４）が、１５日（日本時間１６日）、４年総額４０００万ドル（約４４億円）の契約延長に合意したと、球団が発表した。

　再契約ボーナスの２００万ドルに加えて２０１９年が４００万ドル、来季が１０００万ドル、３年目が１０２５万ドル、２２年は１１００万ドル。２０２３年は球団が契約選択権を保持し年俸１５００万ドルか退団なら２７５万ドルのバイアウトとなる。

　昨季年俸６０万４９７５ドル（約６５００万円）だったセベリーノは、３２試合に登板して１９勝８敗。防御率３・３９。２２０奪三振と活躍した。

　昨年はシーズン中にスタミナ不足を感じた右腕は、オフに栄養士のアドバイスを受けて、揚げ物を止めるなど食生活を改善。５キロ以上の減量に成功。「体が軽く、体調がいい。いいキャンプを過ごして開幕を迎えたい」と、意気込みを語っていた。

　セベリーノは開幕投手の最有力候補としてブーン監督がキャンプイン前日の１３日に、「セベリーノが開幕投手を務める可能性は高い」と名前を挙げた。５年連続２ケタ勝利の田中との右腕コンビで、ヤンキースを１０年ぶりの世界一に導きたい。