マリナーズ・イチローがチームの「改善」Tシャツに「なかなかキツイね。僕が着るのはちょっと恥ずかしい」

スポーツ報知
笑顔を見せるイチロー

 マリナーズ・イチロー外野手(45)が16日(日本時間17日)、マイナーからの招待選手としてアリゾナ州ピオリアでキャンプインした。

 日米通算28年目のシーズンとなる今季。これまで球場入りの際には「撮影禁止」、「男はフライよ」、「キドコロ待機中」など個性的なデザインで登場して、注目を浴びていた。だがキャンプ初日のこの日は、Tシャツ姿ではなく、長袖姿でクラブハウスに入っていった。

 そんなレジェンドを見習って(?)か、「改善」と日本語の書かれたTシャツがナインに配られて、練習中にも着る選手が現れた。だがイチローは「なかなかキツイね。僕が着るのはちょっと恥ずかしい。どっちかというと内に秘めるものだし。ドーンとTシャツに出されてもね。彼らには漢字ブームだからね。とても抵抗あります」と着用に否定的だった。

 チームスローガンのような言葉ともなっている「改善」の意味についてサービス監督は「我々のチームは日々よくなっていこうとしているし、継続して進歩していきたいし、日本の選手もいるし、(開幕戦で)日本にも行くので、日本の文化に関係するものがいいと思ったからね。我々は新しいことにトライすることを恐れないし、ロースターやコーチ陣にも大きな変化があったので、これを楽しんでいこうと思っている」と説明していた。

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