エンゼルス大谷の復帰はぶっつけ本番「経験を生かしたい」

スポーツ報知
トレーニングを終えてクラブハウスに戻る大谷

 右肘手術を受け、今季は打者に専念するエンゼルス・大谷翔平選手(24)が20日(日本時間21日)、ぶっつけ本番に自信を見せた。首脳陣はオープン戦やマイナーの試合に出場させない意向を明言。実戦を経ずに試合へ復帰する見込みだが「今までやってきたことが全部経験として、試合で出ると思う。経験を生かしたい」と胸を張った。

 昨年も6月に右肘を痛めて故障者リスト入りしたが、打者として7月、投手として9月に実戦に立たずに復帰した。日本ハム時代も16、17年にファームに出場せず1軍に復帰した経験があり「去年の感覚と、すりあわせる必要があると思う」。オープン戦の見学や、相手投手の映像研究などで、イメージを膨らませていく。

 この日は3日連続で素振りを行い、今週中にもティー打撃を再開させる可能性を示唆。さらに「(キャンプ)終盤でちょっと投げられればいい」と3月中にもキャッチボールを再開させる意向も示した。(安藤 宏太)

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