イチローはフクロウ報道に乗っかる?

スポーツ報知
笑顔を見せるイチロー

 前日の打撃練習で右足に投球を受けて練習を早退したマリナーズのイチロー外野手(45)が21日(日本時間22日)、室内ケージで打撃練習を行うなどして元気な姿を見せた。

 この日は雨の影響でグラウンドでの全体練習は行われなかったが、イチローは室内ケージで約30分間の打撃練習を敢行。痛めた足を気にする素振りは見せず、その後も屋根の付いたトレーニングスペースでランニングやサイドステップなどを軽快にこなした。

 前日はキャンプ施設を後にする際に右足を引きずっており「結構痛かったんですよ。実は」と明かしたが、「血流が良くなるから」と、自宅では初動負荷理論に基づいた専用マシンでトレーニング。その効果はてきめんだったようで「マシンをやって、寝たら(痛みが)抜けていた感じ。100(%)じゃないけど、限りなく100に近いですよ」と説明した。

 自身の練習早退が大々的に報じられていることを知ったイチローは「日本では置き物のフクロウに誤報が流れているから」と、生きているミミズクと置き物を事実誤認して報道番組が謝罪した話題のニュースを引き合いに。さらに「(報道は)センセーショナルな方がいいからね。変な世の中になったね。まったく。じゃあ、それに乗っていきますか」と”イチロー節”。ちゃめっ気を見せた明るい表情からは状態の良さが垣間見えた。

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