置きティー再開のエンゼルス大谷「明日のメニューをしっかり消化するのが一番の目標」一問一答

スポーツ報知
囲み取材を受ける大谷

 エンゼルス・大谷翔平投手(24)が22日(日本時間23日)、2日連続で置いた球を打つティー打撃を行った。前日に再開した置きティーを、この日は25スイング。首脳陣が定めている5月の復帰へ向けて順調にステップアップしている。主な一問一答は以下の通り。

 ―置きティーを使った打撃練習を再開した気持ちは

 「前進したなというところで、ひとつよかったかなと思いますし、今日もやったので、また次のステップまでまた継続して取り組んでいけたらなと思います」

 ―素振りで100%で振ってみて、不安は

 「ドライスイング(素振り)もそうですし、(置きティーでの)ティーバッティングも今くらいの強度でほぼ問題なく出来ているので、また強度を上げてフリップ(投げてもらったボールを打つティー打撃)までいけたらいいなと思います」

 ―置きティーを初めて確認できたことは

 「打ったときに不安がないかどうかが一番だと思う。感覚とかはまたもっと先の話だと思う。その不安がないかが一番だと思う」

 ―どんどん回数、強度も増えていく?

 「どのくらいまでかは分からないですけど、強度も多分上がりますし、ある程度本数も増やしながらやっていくのではないかなと思います」

 ―ティーを再開して気持ち的な部分での変化は

 「できればもっともっと上げていきたいなという気持ちはありますけど、確実に進んでいるなと思うので、そこに楽しみも覚えていますし、また次のステップに向かってやりたいなと言う意欲的な部分は出てきているかなと思います」

 ―二刀流をやらないのは初めてだがストレスはないか、そして今年の目標は

 「ストレスはない。ある程度このくらいのペースで進んでいくなと言うのも分かっていたので、まだつまずいてもいないのでそこには問題ないですけど、まずはしっかり早めに復帰して、しっかりとした状態で復帰するというのが目標なので、それから先はまだあまり考えていないです」

 ―目の前のことを、という感じか?

 「そうですね。極端に言えば明日のメニューをしっかり消化するのが一番の目標かなと思います」

 ―ボールを初めて打ってみて

 「ほぼ不安なく出来たのでよかったかなと思います」

 ―力の具合は

 「ほぼ思い切り打ちます」

 ―ティーの基本的な打ち方は

 「基本は低く。まんべんなくですけど、多いのは低め。(普段と)全く同じですね」

 ―次のステップまでどれくらい?

 「多分1週間単位か分からないけど、それくらいかなと思っています。とりあえずあしたという感じですかね」

 ―低めを多めに打つ意図は

 「基本は低めが多いのでそこが基本かなとは思いますけど、割合的にちょっと多くなるかなと」

 ―以前不安はないと言っていたが

 「今はないです。今は自分のタイミングで振っているので、あまり崩れることもないですし」

 ―フォロースルーで右手1本にしないようにしているなど気をつけていることは

 「何もないですね。普通に振って、そこで変な違和感がないかですね」

 ―ボールを打ってワクワク楽しみな気持ちはわき上がってきたか

 「そうですね、打たないよりはボールが実際にあった方が楽しいですし、前から来たらもっと楽しい。それはやれるクオリティーは低いけど、楽しいかなと思います」

 ―やっぱりいいもの?

 「できれば外でフリーしたいなと言う気持ちになると思います」

 ―素振りをする時は投手をイメージしたりする?

 「いや、今は自分のことの方が大事なので、そこを重点的にやっています」

 ―今年は登板がなくて打数が増えるが、どれだけ打撃成績が伸びるか楽しみか?

 「必ずしも伸びるかは分からないので、毎試合出るのも大変だと思う。調子が悪い時にも試合が続くことも大変かなと思うので、そこも含めて楽しみだなと思います」

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