エンゼルス・大谷が165日ぶりに投球再開で60球 いきなり二刀流調整も「問題なく出来たかなと思います」

スポーツ報知
投手のウォーミングアップに混ざって笑顔を見せる大谷(カメラ・安藤 宏太)

 エンゼルス・大谷翔平投手(24)が8日(日本時間9日)、キャンプを行っているアリゾナ州テンピで、昨年10月の右肘手術後初めてキャッチボールを行った。

 これまで完全別メニューで素振りやティー打撃などを行ってきたが、この日はウォーミングアップから投手組に合流。マイナーピチングアナリストのジョーダンコーチを相手に20フィート(約6・1メートル)で20球、40フィートまで徐々に距離を伸ばしながら30球、クールダウンで10球の計60球を投げた。昨年9月4日以来185日ぶりとなる投球に「軽く余力を残すくらいの感じでいいよと言われていたので、投げているのかも分からないくらいの強度でしたけど、問題なく出来たかなと思います」とホッとしたように振り返った。

 昨年10月1日に受けた右肘内側側副靱帯(じんたい)の再建術(トミー・ジョン手術)から約5か月。今季は打者に専念することが決まっているが、20年の二刀流復帰へ向けて投手としてのリハビリプログラムも本格的にスタートさせた。この日はキャッチボールを終えてから、打撃練習も実施。置きティー15スイング、ティー打撃25スイングを行い「とにかくいい状態で計画通りにまずは打者として復帰するのが1番目先の目標かなと思います」と打者での早期実戦復帰へ意気込みを見せた。

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