大谷翔平“二刀流ルール”に「プラスしかない」

スポーツ報知

 【テンピ(米アリゾナ州)=安藤宏太】エンゼルス・大谷翔平投手(24)がチームのキャンプ終了後は本拠地・アナハイムに戻ってリハビリを続けることを16日(日本時間17日)、オースマス監督が明かした。温暖なアリゾナ州テンピに残る選択肢もあったが、指揮官は「医療チームの勧め」と、23日の打ち上げ後に移動することを説明した。

 敵地の遠征には当面帯同しない予定。ただ、ホームだけでもチームと過ごすことでチームの雰囲気になじむこともできる。大谷も「プラスにはなると思いますね。チームのミーティングも通しながら、ゲームも客観的に見ながらサインも見て、覚えていければ、実戦に入った時に役に立つかなと思います」と納得だった。

 “大谷ルール”も前向きに捉えている。20年からベンチ入りが投手と野手が13人ずつに制限される見込みで、ポジションに「二刀流」が追加されることが決定。大谷が条件を満たして二刀流登録となれば投手枠を1つ空けることができるため「僕に関してはプラスしかないかなと思っています」と大歓迎だった。

 この日はキャッチボールはせず、ティー打撃などで調整。制限のあるメニューが続くが「まだちょっと我慢の時期かなと思います」と焦りはなかった。

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