イチロー、25年にも米殿堂入り…日本開幕S2試合出場したことで1年遅れることに

スポーツ報知
イチロー

 マリナーズで21日に現役引退を表明したことで、イチロー外野手は米野球殿堂入りの資格を2025年に取得。数々の実績で日本人初の殿堂入りが確実になっている。

 記者投票で決まる殿堂入りの条件は通算300勝、3000安打や500本塁打などが目安。ドジャースなどで123勝した野茂英雄氏、ヤンキースで中軸を務めてワールドシリーズMVPに輝いた松井秀喜氏は落選した。イチローは01年、新人王とMVPを同時受賞して鮮烈なデビューを飾り、3089もの安打を積み上げた。シーズン262安打、10年連続200安打などの球史に残るメジャー記録で、野球の母国に金字塔を打ち立てた。

 もし、昨年限りで引退していれば24年度資格取得だったが、2試合出場したことで1年遅れることになった。即選出の可能性は十分だが、ヤンキースで抑えとして活躍したM・リベラ氏しかいない満票は難しいだろう。

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