和田アキ子、ＭＬＢ開幕戦前日にイチローと電話で会話していた「ちょっとおかしいなと思っていた」

　歌手の和田アキ子が２３日、自身がパーソナリティーを務めるラジオ番組「ゴッドアフターヌーン　アッコのいいかげんに１０００回」（ニッポン放送、土曜・前１１時）に生出演。引退を表明した友人のマリナーズ・イチロー外野手とアスレチックスとのＭＬＢ開幕戦の前日に電話で会話したことを明かした。

　和田は、２０日に東京ドームで行われた開幕戦を現地観戦した。前日の１９日にイチローに電話し「オーラがあって君はすごいな、なんて話して。元気そうでいいなって言ったら、時差が取れなくて大変なんですよ」とイチローが明かしたという。

　これに、和田はかつて、イチローから、アメリカでのプレーは時差調整が一番重要だと聞いていたことを思い出し「そう言っていたイチローが日本に来て時差が取れないのは、ちょっとおかしいなと思っていた」とし、イチローにも「珍しいな君、飲んだのって」聞くとイチローは「いやいや」と答えたという。その上で「明日、見に行くからね。会えたらいいなって」と伝えるとイチローから「約束はできないと思います。どうなるか分からないんで」と伝えられ、開幕戦を観戦に行くことを告げると「マジですか。嬉しいです。頑張ります」と返答されたという。

　引退試合はテレビで観戦したという和田は、試合中にイチローが試合後に発表があると報じられた時に「私なんか、いいふうに、みなさん、ごめんなさいみたいな。それぐらい明るく電話で話していたから」と明かし、「すごい精神力。誰にも言わないでほんのわずかな人だけ」と讃えた。

　さらに和田はかつてイチローが代打出場が続いた時に「大変だね」と伝えると「そうなんです。代打は一番辛いんです。いつ呼ばれても言いようにスタンバイしていないといけない」と聞かされたことを振り返り「そういうことも乗り越えての発表ですから、お疲れ様でした。ありがとうしか言いようがないです」とねぎらっていた。