【中日】“キューバの山本昌”獲得!最速155キロ左腕ガルシアと大筋で入団合意

スポーツ報知

 中日が“キューバの山本昌”を獲得することが19日、分かった。前ロイヤルズのオネルキ・ガルシア投手(28)=3Aオマハ=と大筋で入団合意した。

 190センチ、102キロの巨漢で、レジェンドOBの山本昌氏(186センチ、95キロ)のような大型左腕。最速155キロの直球が、山本昌氏の決め球だったスクリューボールのように右打者の外角低めに沈むのが特徴。先発も中継ぎもこなせる万能タイプで、起用法は来春の沖縄・北谷キャンプなどで見極めることになりそうだ。

 キューバ出身のガルシアは、同国国内リーグでプレーした後、2010年に米国へ亡命。12年のドラフト3巡目でドジャースに入団し、13年にメジャーデビューした。今季はロイヤルズで2試合に登板して0勝1敗、防御率13・50。メジャー通算も5試合で0勝1敗。しかし、3Aオマハでは今季20試合(うち先発10試合)で7勝3敗。今冬のドミニカ共和国ウィンターリーグでも強豪リセイでチーム最多の10試合に先発して3勝2敗(18日現在)とローテの軸を務めている。

 また、中日がキューバ国内リーグのアリエル・マルティネス捕手(21)=189センチ、90キロ=と育成契約を結ぶことも分かった。右打ちのシュアな打撃が持ち味。珍しい外国人捕手となるが、チーム関係者は「聡明で日本語もすぐに覚えられると思う」と話した。

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