【12球団番記者が振り返る・西武】変革浸透してきた

2017年12月31日14時14分  スポーツ報知
  • 西武・辻監督

 記者自身も“辻イズム”に染まった1年だった。西武の黄金時代を支えた名手・辻監督が就任し、「自分の役割を探せ」と勝つための野球を少しずつ浸透させていった。その言葉の意図を理解した瞬間がある。春季キャンプ中に指揮官は言った。「自分はどうやって野球人として生きていくか。そういう自分を作りなさい、という意味だよ」。結果が出なければすぐにクビが待っている勝負の世界。指揮官は、言葉でプロで生き抜くための方法を教えているのだと感じた。

 その覚悟は、確かに選手に伝わった。今季23本塁打を放ちブレイクした山川は、毎試合後、西武第二球場での打ち込みを欠かさなかった。「今日打たないと、明日はない」。指揮官が訴え続けてきた危機感のたまものだろう。今季は4年ぶりとなる2位入りを果たしたが、これはまだ変革の序章に過ぎない。“辻イズム”の真価が発揮される来季。その時、宙に舞う辻監督の笑顔が見たい。(小島 和之)

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