【日本ハム】清宮、歩む王道&目指す殿堂…「いずれは自分の名も」世界一スラッガー誓った

2018年1月12日6時0分  スポーツ報知
  • 野球殿堂博物館でソフトバンク・王貞治会長の現役時代のユニホームを見学する清宮(代表撮影)

 日本野球機構(NPB)の新人選手研修会が11日、都内のホテルで行われ、DeNAを除く11球団のルーキー104人が受講した。日本ハムのドラフト1位・清宮幸太郎内野手(18)=早実=は、野球殿堂博物館で早実OBのソフトバンク王貞治会長(77)の特設ブースを視察。「自分もここに名前を連ねたい」と宣言した。

 清宮の視線の先には、輝かしい功績の数々が広がっていた。午前中に野球殿堂博物館を視察。王会長の展示物にくぎ付けとなった。通算600号から始まり、700号、世界記録を樹立した756号のホームランボールなどをまじまじと見つめた。すると、憧れの気持ちと同時に、ある思いが清宮の胸に浮かんで来た。「いずれは自分もここに名前を連ねたいな、という思いが湧いてきました」。胸を張って、はっきりと、壮大な目標を口にした。

 同博物館を訪れたのは中学生以来。以前にも王会長の展示物を見たことはあったが、高校通算111発を放った超高校級スラッガーに成長した現在だからこそ、868本という数字のすごさが改めて分かった。「(本塁打数の)年度別の記録を見て、改めてビックリしました。すごすぎるな、と」と目を丸くした。

 だが、高い目標に向かっていく時こそ燃えるのが清宮だ。昨年9月のプロ志望表明会見では「いずれは868本を目指せるように」と世界記録超えを目標に掲げた。自らに高いハードルを課してきたからこそ、この日も「本当に、いずれは入れればと思います」と言い切ることができる。

 レジェンドとしての道を歩むため、2年後に迫った東京五輪の日本代表入りも視野に入れた。午後の講義では、ヤクルトや米大リーグ・レイズなどでプレーした岩村氏から「東京五輪で活躍するのは君たちの世代。君たちが頑張らないといけない」とエールを送られた。清宮は「一番近いのは東京五輪。そこに入れるように。その中心として活躍できるようなプレーヤーになれるようにやっていきたい」と意欲を燃やした。

 講義の合間には高校日本代表のチームメートと久しぶりの対面を果たし、「楽しかった」と笑顔を見せた。すでに春季キャンプは1軍スタートが濃厚で、12日からは新人合同自主トレ第2クールがスタートする。「けがだけが怖いので、注意しながら状態を上げられるようにやるだけだと思います」。これ以上ない刺激を受け取り、伝説を作り上げるために一歩ずつ歩んでいく。(小島 和之)

 ◆清宮の王会長に関するコメント

 ▽17年9月22日 プロ志望表明会見で、理想の選手像として王会長を挙げ「お会いしたり、昔のプレーを見たりして、憧れを持ってきた。いずれは868本を目指せるような選手になりたい。やるからには王さんのような人間、野球人になりたい」。

 ▽17年11月26日 新入団発表会見で、シーズンの本塁打目標について「60本」と答えた後、「まずは王さんの記録をしっかり目標としてやっていければ。(いつ達成できるかは)分からないです。できるだけ早いほうがいいとは思います」。

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