【西武】辻監督、ルーキーへ訓示「無理せず報告を」

スポーツ報知
新人合同自主トレを視察した西武・辻監督(左)と土肥投手コーチ

 西武の辻発彦監督(59)が12日、ドラフト1位の斉藤大将投手(22)=明大=ら新人8選手に、痛みや違和感などの「早期申告」を厳命した。

 西武第二球場での新人合同自主トレを初視察した指揮官は、ルーキーへの訓辞で「責任と自覚を持ってやってほしい」と激励すると同時に、「目立ちたいと頑張ってしまうのは分かるが、少しでもおかしくなったら隠さず、無理せず報告しなさい」と言い渡した。「去年のこともあるからね」。昨年のドラフト1位右腕・今井がキャンプ2日目にして右肩痛リタイアという苦い経験をしただけに、思いは切実。もちろん、斉藤大ら即戦力組のキャンプ1軍スタートについては「そのつもりでいる」と期待しているが、「もうちょっと見てから決める」と、調整の進み方次第で慎重に判断する方針だ。(星野 和明)

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