【楽天】ドラ1・近藤、“お試し”初ブルペンで34球「納得のいく球もあった」

スポーツ報知
初めてブルペンに入ったドラフト1位の近藤

 楽天のドラフト1位・近藤弘樹投手(22)=岡山商大=は13日、泉2軍練習場で行われた新人合同自主トレで、プロ入り初のブルペン入り。捕手を立たせたまま、変化球を交え34球を投げた。万全の状態でのキャンプインを目指す右腕は、2月1日から逆算して状態を上げていく。

 距離感と感覚を確かめながら、丁寧に投げ込んだ。カーブ、チェンジアップ、フォークを交えての34球。「2、3割もいかない。お試しというか。指にかかる球とかからない球がはっきりしていたけど、この時期にしては納得のいく球もあった」と振り返った。

 186センチ、96キロの堂々たる体格と、力で押すピッチング。現ヤンキースの田中将大投手(29)と重なる部分も多いが「自分はパワーピッチャーだと思っているので、意識はしますね」。ウェートトレーニングではなく、投げ込むことで鍛え上げてきた上半身を、キャンプでアピールできるところまでブラッシュアップしていく。

 今後については「肩と相談しながら、投げられるときは投げたい」と1回の投げ込み量は抑えながら、継続的に投げ込んでいく考え。自身のペースに合う方法を模索しながら、即戦力の期待に応えていく。(山口 泰史)

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