【日本ハム】ドラ2西村天裕がブルペン新人一番乗り クイック交え「体のバランスもよく分かる」
スポーツ報知
日本ハムドラフト2位ルーキーの西村天裕(たかひろ)投手(24)=NTT東日本=が13日、千葉・鎌ケ谷で初のブルペン入りした。
新人の5投手で、最速でブルペンに立った西村は捕手を立たせたまま、セットポジションから直球と変化球を織り交ぜて25球を投じた。「フォームを傾斜で確認したかった。30球以内でと思っていた」。最速154キロ右腕は久しぶりの感覚に満足気だった。
途中からはクイックも交え、体のバランスを確認した。「クイックだと体のバランスもよく分かる」。足を上げずに、すばやい体重移動から数球。コンパクトなフォームからも、キレのいい球を投げ込んだ。
体が前方に突っ込んだり、投げ終わりに左に流れたりする点は課題と自覚。「今日はバランスも良かった。慌てず、1個1個、課題をつぶして、実戦に合わせていきたい」。即戦力として期待される右腕が、球春に向け、ギアを上げていく。(秦 雄太郎)