【楽天】岸も2段モーション!ガンガン投げた273球…梨田監督「素晴らしい」

2018年2月10日6時0分  スポーツ報知
  • 2段モーションで投げ込みを行った岸(連続合成写真=カメラ・川口 浩)

 楽天・岸孝之投手(33)が9日、今キャンプでチーム最多となる273球を投げ込んだ。気温20度。暖かくなった沖縄・久米島のブルペンで腕を振り続け「疲れた…」とぐったり。「180、190球くらいだと思っていた。まさかそんなに投げているとは思わなかった」。途中で捕手に球数を聞いたりしなかったため、投げ終えた時には驚きを隠せなかった。

 狙いは、2段モーションだ。今季から事実上、反則投球とならなくなったことを受け、「タイミングが合いやすい」と、左膝を上げた際に一度止めるフォームを取り入れることにした。東北学院大までは2段モーションだったが、プロ入り前に矯正。プロ11年で111勝と実績十分だが、さらなる進化へ原点回帰した形だ。

 佐藤投手コーチとフォームを確認しながら、納得いくまで投げ続け「バカみたいに投げましたね。ここまで投げたのは記憶にない。ヨシさん(佐藤コーチ)に『いいことだ』って褒められたからOKでしょ」。ブルペン入りした時には侍ジャパン・稲葉監督が則本、松井らを視察。200人近いファンや報道陣がいたが、1時間半の投球練習が終わるまで残っていたのは20人ほどだった。

 本拠地開幕となる4月3日、日本ハム戦での先発が濃厚。途中まで見ていた梨田監督は「立っているのもしんどかったよ。でもボールの勢いは去年より増している。下半身をうまく使えて素晴らしい」と絶賛すれば、佐藤投手コーチは「100球を超えてよくなった。すごいボールを投げていた」と太鼓判を押した。昨季8勝からの上積みも期待できそうだ。(安藤 宏太)

 ◆2段モーション 軸足に重心を乗せるなどの目的で、投球時に上げた足をすぐに下ろさず、途中で止めたり、上下に動かしたりすること。日本では「反則投球」とされてきた。今年から、足を何度も上げ下げするなどの極端なケースを除いて、事実上罰則がなくなった。

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