【ソフトバンク】育成・長谷川宙が内川封じで支配下へ猛アピール「抑えられたことは自信に」

スポーツ報知
ソフトバンク・・長谷川宙

 ソフトバンクの育成選手・長谷川宙輝投手(19)が13日、シート打撃に登板。打者7人を1安打に封じた。

 マウンドに上がった左腕が先頭で対峙(たいじ)したのは主将で4番の内川。緊張からかボールはやや抜け気味だったが、3球目の142キロ直球で遊ゴロに打ち取った。「抑えられたことは自信になった」。江川にこそ左前打を許し、最後は今宮への四球で終了も球団のスピードガンでMAX144キロを計時。支配下登録へのアピールとしては上々だった。

 第3クールからA組に昇格している2年目の育成左腕は「HKT48」の大ファンで推しメンは松岡はな。中学2年のころから「AKB48」の島崎遥香のファンになり、16年の卒業とともに「ファンをやめよう」と思った時期に松岡に出会い、推しメンを変更。何度も握手会に足を運び、今ではプロ野球選手として認識もされているという。「石川さんみたいになりたい」と活躍し、インターネット配信番組で「ももクロ」と競演した石川と同じ道を歩むことを夢見る。

 「変化球はまだまだ。でも僕に期待されているのはかわす投球じゃない。直球をもっと磨きたい」。結果を残し続け、支配下登録を勝ち取る。

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