【ヤクルト】山崎、日大勢のメダルラッシュに刺激!「負けていられないですね」

スポーツ報知
スローイングの勢いで跳びはねる山崎

 ヤクルトの山崎晃大朗外野手(24)が14日、平昌五輪での母校・日大勢のメダルラッシュに刺激を受け、沖縄・浦添キャンプで空飛ぶスローイングを披露した。

 日本勢の今大会メダル第1号となるモーグル男子・原大智の銅に続き、この日はスノーボード男子ハーフパイプの平野歩夢が2大会連続銀メダル。日大の後輩たちの快挙に、プロ3年目の山崎も「負けていられないですね」と声を弾ませた。

 シートノックで右翼から猛チャージをかけると、本塁にスローイングする勢いで、173センチ、68キロの小柄な体が宙を舞った。原や平野に負けじと、躍動感あふれるエアでフォロースルー。「河田(外野守備走塁)コーチから、『前にしっかり力を伝えられるように』と言われ、勢いそのままに飛んで、球が真っすぐ行くように意識しています」。送球時に体が右側に流れる癖を直し、跳びはねながら力強い球を返した。

 青森山田高時代に体育の授業でスキー、スケート、アイスホッケーを学んだ。和歌山出身でウィンタースポーツは初心者。「スキーはハの字で、角度がきついと板を尻に敷いて、ソリにしました。アイスホッケーでは滑るのが遅くて、攻撃に向かうと、守備になって、守備に戻ると、攻撃になってました」。冬のオリンピアンに畏敬の念を抱く。

 同じ外野には、メッツから青木が7年ぶりに復帰。15年イースタン・リーグ盗塁王の背番号31は「青木さんだけでなく、ほかの外野手にも負けないように、自分ができることをやって1軍の力になりたい」。神宮の空で金色に輝く。

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