【日本ハム】清宮開幕1軍ピンチ 退院も加療必要 19日に方針決定

2018年3月16日6時0分  スポーツ報知
  • 開幕1軍が厳しくなった清宮

 「限局性(げんきょくせい)腹膜炎」と診断されていた日本ハムのドラフト1位・清宮幸太郎内野手(18)が15日、都内の病院を退院した。球団はこの日、球団側の判断で一時帰宅しながら通院による治療を継続すると発表。19日までは治療に専念することになり、怪物ルーキーが目標とする開幕1軍入りへ厳しい状況に追い込まれた。

 清宮は腹部の痛みなどを訴え、12日の夜に遠征先の広島から帰京して入院。13日に診断を受けた後も、点滴などの治療を受けていた。球団の発表によると、検査の数値は良化するなど病状は快方へ向かっているものの、さらなる加療が必要と判断された模様だ。

 当初は17日とみられていたチーム合流も白紙となり、今後の予定については19日に改めて判断される。そこから復帰が決まっても30日の開幕まで10日間ほどで、一般的には開幕1軍スタートは厳しい状況だ。だが、栗山監督は「(開幕1軍メンバーは)最後に決める。可能性がある限り探る。幸太郎に関してもビジョンは持っている」とギリギリまで熟考する考えを明かしている。清宮は16日に早実の卒業式を控え、順調に20日に練習を再開することができれば、23日からのオープン戦、ヤクルト3連戦(札幌D)での1軍合流を目指すことになりそうだ。

 入院、治療による体力の減退に加え、開幕までに残されたオープン戦は本拠地での3試合のみ。ここまで7試合で15打数無安打、8三振の怪物がアピールする機会は限られ、開幕1軍には険しい道のりが待っているが、可能性は消えていない。残された道を信じて、いまは回復に努めるしかない。(小島 和之)

 ◆清宮のこれまで

 ▽1月18日 トレーニング中にダンベルで手と手をぶつけて右手親指を負傷。

 ▽19日 打撃練習を回避。都内病院で、右手親指付け根(母指基節骨=きせつこつ)の骨挫傷と診断。

 ▽28日 米アリゾナに出発。

 ▽2月10日(現地時間)素振りなど打撃練習再開。

 ▽16日 米アリゾナから沖縄・名護入り。

 ▽22日 急性胃腸炎を発症し、練習を早退。

 ▽23日 チームには帯同せず、室内練習場でティー打撃などを行う。

 ▽24日 中日とのオープン戦(北谷)で初打席に立ち、空振り三振デビュー。

 ▽3月12日 夜に遠征先の広島から帰京して都内の病院に入院。

 ▽13日 「限局性腹膜炎」と診断され、点滴治療などを受ける。

 ▽15日 退院し一時帰宅。

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