【西武】08年日本一応援歌、初東京D主催試合で甦る

スポーツ報知
08年、巨人との日本シリーズを制し、東京ドームで胴上げされる渡辺監督

 西武が、17日に行われる球団初の東京ドームでの主催試合(日本ハム戦)で、「埼玉西武ライオンズ応援団 若獅子会」による2008年当時の“復刻応援”が行われることが16日、分かった。東京Dで原巨人を破り、最後に日本一になった当時の応援歌を流し、首位チームを上昇気流に乗せる。

 決して、席を外せない。4~6回の3イニングのみの超“期間限定”だ。源田のパートでは片岡(現巨人2軍内野守備走塁コーチ)のメロディーが流れるが、08年も在籍していた栗山は栗山のままなど、昔と今を感じ取ることができる。現在は廃止されている「かっとばせコール」の後に存在していた個性的な「Go Go Let’S Go」コールと3アウト時にメロディーに合わせて「アウト」という言葉を連呼する「アウトコール」も限定復活する予定だ。今はもう聴くことのできない、旧レオ応援歌が選手たちを後押しする。

 球団は今季、17日の試合を含むホーム開催の計4試合を「ライオンズ・クラシック2018」と題し、選手、監督、コーチ陣は04年~08年に使用し04年と08年に日本一に輝いた“縁起物”の復刻ユニホームを着用して試合に臨む。17日の試合では来場者に復刻ユニホームが配布され、それに合わせて当時の応援も復刻させるようだ。

 ユニホーム、応援歌だけでなく、場所もふさわしい。08年の日本S第7戦。巨人との激闘を繰り広げ、3―2と逆転勝ちし、渡辺監督を胴上げしたのが東京Dだった。08年以来の日本一を目指す今季。全てがそろった“縁起場”で、首位を独走するレオ軍団がどんなプレーを見せるのか。外野席から奏でられる懐かしのハーモニーに耳を澄ませよう。(小林 圭太)

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