【DeNA】ドラ1・東、12球団トップ33K…8回3失点11K

スポーツ報知
ベンチでバナナを食べる東(右は筒香)

◆DeNA3―4広島(26日・横浜)

 守護神・山崎康が9回に決勝弾を許し、DeNAは今季ワースト4連敗を喫した。それでも、ドラフト1位・東(あずま)は8回で初の2ケタとなる毎回11三振を奪い、9安打3失点と力投。通算33奪三振で両リーグ最多に躍り出た。

 初回5安打で3点を先行され、左腕は「広島打線は隙がない。怖さを知った。立ち上がりは頭の中を整理できませんでした」。ベンチでバナナを食べながら、ラミレス監督に「いい球を投げている。全力を出し切れ」と声を掛けられ、自分を取り戻した。最速149キロで3~7回は走者を許さず。8回2死二、三塁もしのぎ、今季チーム最長8回、最多115球。鈴木から3球三振など3個を含む11Kに「必死すぎて分からなかった。精いっぱいでした」と汗を拭った。

 指揮官は「エースというくらい、素晴らしいピッチング」とねぎらった。勝ちには恵まれなかったが、ドラ1の株はさらに上がった。

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