【全パ】工藤監督「みんなで復興、復旧が一日も早く進むように。九州は一つという思い」 

スポーツ報知
試合後、岡本(右)は工藤監督に声をかけられる (カメラ・堺 恒志)

◆マイナビオールスターゲーム2018第2戦 全パ5―1全セ(14日・熊本)

 全パが西武・源田壮亮内野手(25)の決勝打などで5―1で快勝。第1戦(京セラD)に続いて2連勝となった工藤公康監督(55)は「投手がすごくて、ホレボレするようなボールを投げていたので、ひたすらベンチで楽しんでました」と笑みをこぼした。

 インタビュアーから今回の熊本での球宴をどういった気持ちで迎えたかを問われると、「みんなで復興、復旧が一日も早く進むようにという思いと、ホークスとしても九州に一つしかない球団ですし、九州は一つという思いを持って僕らも一生懸命(やろうと思った)」と振り返った。

 熊本地震後は多くの選手が率先して各地で野球教室や復興支援活動などを行ってきた。指揮官は「オフの間も選手たちがいろんなところに行って子どもたちを励ましたり、周りの方のところを訪ねたりして、本当につらい思いをされ方たちがいるなかで、マイナビオールスターが熊本の藤崎台球場でできて本当によかった」と、しみじみ。最後は「皆さんには野球で少しでも元気になってもらえたらという思いで選手たちも一生懸命頑張ってくれたと思う。熊本の皆さんもこれからも頑張ってください」と、エールを送った。

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