【南北海道】北海道栄のプロ注目右腕・才木、136球1失点で完投勝利

スポーツ報知
帽子を飛ばしながら力投する北海道栄・才木(カメラ・宮崎 亮太)

◆第100回全国高校野球選手権記念南北海道大会 ▽1回戦 北海道栄6―1函館大有斗(16日・札幌円山)

 43年ぶり夏の甲子園を狙う北海道栄が、6―1で函館大有斗に快勝し初戦を突破した。先発した最速145キロのエース右腕・才木海翔(3年)が9回136球を投げ、6安打10奪三振1失点で完投勝利。140キロ超えの直球に緩い変化球を織り交ぜ、失点は2回に許したソロ本塁打の1点のみに抑えた。

 打線も1点を追う4回に、単打5本で5得点を奪い逆転。9回にも1点を加え、終わってみれば18安打の猛攻だった。開幕ゲームを勝利で飾り、才木は「これで終わりじゃない。まずは北海道で1番になって、最低でも甲子園に行きたい」と表情を引き締め直した。

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