【DeNA】筒香、村田修一以来の5年連続20号「いい感じで打ててこのままいければ」

スポーツ報知
7回2死、2打席連続となる21号ソロを放ち、ナインとハイタッチをする筒香(右)(カメラ・関口 俊明)

◆DeNA7―2ヤクルト(18日・横浜)

 幼い歓声がスタジアムに響いた。1点リードの6回。ソトの10号ソロに続き、筒香が左中間スタンドに20号アーチを運んだ。81試合目での到達は、44発で本塁打王に輝いた16年以来の自己最速タイ。後半戦11打席目での初安打は、自身10試合ぶりの一発だ。7回には右翼席へ2打席連発となる21号で、本塁打トップのバレンティンを並走した。

 チームの連敗も4でストップ。「(本塁打を放った球宴で)いい感覚でいけるかなと思ってたんですけど、あまり良くなかった。打席で微調整して、今日いい感じで打ててこのままいければいいかなと思います」と胸を張った。5年連続の大台はチームで村田(現BC栃木)以来。入団時はこんな人と一緒に野球できるのか―と脱帽。準備の大切さを教わった先輩は「少しでも追いつけるように」と目指す存在だ。

 この日は「キッズ STAR☆NIGHT」と銘打たれた子供向けのイベントを開催。試合前にはキャプテン自ら入場口で子供たちにユニホームを手渡した。「もっともっと活躍して、ああいう選手になりたいと思ってもらえるようにならないといけない。プロ野球選手にはそういう役割がある」。一発で魅了する背番号25は、少年、少女たちに夢を与え続けている。(田島 正登)

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