NPBがeスポーツに“参入”「パワプロ」使い日本シリーズも

スポーツ報知
記者発表イベントでマエピー選手(右)と握手するNPB斉藤惇コミッショナー

 日本野球機構(NPB)は19日、KONAMIと共催で、プロ野球12球団によるeスポーツリーグ「eBASEBALL パワプロ・プロリーグ」を開催すると発表した。都内で会見した斉藤コミッショナーは「野球とスポーツの新しい楽しみ方や関わり方を提供し、さらなる野球ファン層の拡大につながることを期待している」と話した。

 NPBがeスポーツに“参入”する。eBASEBALLは「実況パワフルプロ野球」を競技タイトルとして使用。12球団にeスポーツ選手を登録し、ペナントを行う。eスポーツの選手選抜、ドラフト会議後、11月から12月にペナントを実施。リーグ代表決定戦を経て、1月12日に日本シリーズを開催する。eスポーツ選手には活躍に応じた報酬が用意され、総額は1200万円という。

 eスポーツは競技人口1億人以上、総視聴者数は全世界で3億8000万人と言われている。eスポーツは、今夏のアジア競技大会(インドネシア)でデモンストレーション競技として実施され、22年の杭州大会では正式種目として採用される見通しとなるなど、近年大きな注目を集めている。

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