【阪神】103代4番打者・陽川に試練、15打席ノーヒット…金本監督「そこでどうするか」

スポーツ報知
6回2死二、三塁、宮崎の打球を捕球した陽川は一塁に悪送球し2点を失った

◆DeNA10―3阪神(20日・横浜)

 阪神の103代目の4番打者・陽川が試練を迎えた。初回の1打席目に四球を選んだ後は、3打数無安打。16日の巨人戦(甲子園)の1打席目に左前安打を打った後、3試合連続、15打席ノーヒットとなった。

 6回2死二、三塁の三塁の守備では、一塁悪送球の適時失策も犯した。

 金本監督は「我々も(調子が落ちてくるのは)予測はしてた。打てなくなるのは想定の範囲。そこで彼がどうするかを今、見ている。どういう工夫を見せるか。エラーした後の打席とか。切り替えられるかどうか。最後にいい当たりを出すとか、四球をとるとか。それを彼は見られているわけですから」と、試合後、冷静に評した。

 右足腓骨(ひこつ)骨折の糸井が出場選手登録を抹消されて以降、陽川は7月1日のヤクルト戦(神宮)から8試合連続で4番を務めてきた。21日のDeNA戦(横浜)からは、糸井が1軍復帰することが決定。ロサリオも復調気配を見せており、4番候補の一人となる。「4番・陽川」が息を吹き返すかどうか注目だ。

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