【広島】誠也、4番復帰いきなり適時二塁打「積極的に打ちにいきました」

スポーツ報知
1回2死三塁、鈴木が中越えに先制適時二塁打を放つ

◆広島7―5巨人(21日・マツダスタジアム)

 主砲が帰ってきた。初回2死三塁。4試合ぶりにスタメンに復帰した4番・鈴木は、菅野のカットボールを豪快に振り抜いた。打球は中堅手の頭上を越え、フェンスを直撃する適時二塁打。「積極的に打ちにいきました」。今季8打数1安打5三振に抑えられていた相手エースから先取点を奪った。

 16日の中日戦で自打球を左すね付近に当てて途中交代。以降の2試合は欠場した。昨年は8月23日のDeNA戦(横浜)で右足首を骨折。シーズン中の復帰はかなわなかった。終盤で戦列を離れることが、チームにどれほど影響を与えるかを理解している。名古屋遠征から広島に戻った19日は、休日を返上しティー打撃などで体を動かした。20日は代打で復帰。2位・巨人との決戦へ状態を整えてきた。

 チームは後半戦開幕から2カード連続で勝ち越しが決定。「切り替えて、明日も勝ちにいく」と緒方監督。一気に巨人に引導を渡すつもりだ。(種村 亮)

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