【ロッテ】福浦がV打!2000本安打へあと15

スポーツ報知

◆ロッテ7―3オリックス(22日・ZOZOマリン)

 四半世紀前の熱い気持ちがバットに宿った。42歳の福浦がフォークに食らいついた。同点の7回無死一、三塁で決勝中前打。通算2000安打にあと15本と迫る一打は、5月11日の西武戦(メットライフ)以来の打点つき。3打席目まで得点圏で凡退し、「4度目の正直でホッとしています」と左手を突き上げた。

 夏の高校野球100回大会の応援企画で、試合前に母校・習志野のユニホームに袖を通した。「若いやつしか似合わない」と照れながら、「懐かしい。やっぱり、かっこいい」。甲子園には届かなかったが、エース左腕として鳴らした当時を思い返し、4試合ぶりのスタメンで奮起した。

 チームは今季2度目の同一カード3連勝で3位浮上。代打でも4打数連続安打、6打席連続出塁を続けるプロ25年目は「まだまだチームの勝利につながる1本が打てるように」。勝負の夏に猛スパートをかける。

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