【ヤクルト】山田哲、2年ぶり3戦連発22号

スポーツ報知

◆ヤクルト5―4中日(22日・神宮)

 やはり主役は山田哲だった。同点の8回1死。又吉の内角直球を捉えると、文句なしの打球は左翼スタンドへ吸い込まれた。リーグトップのバレンティンに肩を並べる決勝の22号。自身2年ぶりの3試合連発で試合を決めた。

 「しっかり芯に当たっていたので、ホームランと思いました。疲れは全く感じていません」。走っても3、5回に積極的に二盗を決め、2年ぶりの20盗塁をクリア。不振を極めた春先には「もうピーク過ぎたかな」と弱音を口にしたこともあったが、60試合を残して3度目のトリプルスリーに確実に近づいている。

 3戦で4発4盗塁の荒稼ぎで、チームは今季4度目の同一カード3連勝。後半戦5勝1敗と好スタートを切った。「(トリプルスリーは)また達成したい。一戦一戦頑張っていきます」。8年目の夏を迎えても、最高潮はまだまだ先にある。(田島 正登)

野球

×