広島・美間とソフトバンク・曽根が交換トレード

スポーツ報知
ソフトバンク・曽根と交換トレードが決まった広島・美間

 広島・美間優槻内野手(24)とソフトバンク・曽根海成内野手(23)の交換トレードが22日、両球団から発表された。三塁を守れて長打力のある「ポスト松田」を探していたソフトバンク側が打診。内野のバックアップを求めた広島との思惑が一致した。

 6年目の美間は昨季まで1軍出場1試合だったが、今季は30試合に出場してプロ初安打を放ち成長の兆しを見せた。マツダを訪れ「チャンスをもらえた」と前向き。広島OBのソフトバンク・達川ヘッドコーチは「(同期の)鈴木誠也をしのぐパンチ力と評判だった。環境が変われば、開花するかも」と期待を寄せた。

 曽根は内外野に捕手までこなす万能さが持ち味。「チャンスだと受け止めています」とコメントした。

 ◆美間 優槻(みま・ゆうき)1994年5月26日、徳島県生まれ。24歳。鳴門渦潮高では12年夏の徳島大会でノーヒットノーラン。高校通算28本塁打。同年ドラフト5位で広島入り。通算31試合、打率1割2分8厘、0本塁打、1打点。177センチ、90キロ。右投右打。既婚。

 ◆曽根 海成(そね・かいせい)1995年4月24日、大阪府生まれ。23歳。京都国際高出身。13年育成ドラフト3位でソフトバンク入り。17年3月に支配下選手。同年のフレッシュ球宴MVP。通算2試合出場で安打、本塁打、打点なし。175センチ、68キロ。右投左打。独身。

野球

×