【阪神】24日広島戦に先発の岩田「胸を借りていこうかな」甲子園マウンドで投げ込み

スポーツ報知

 24日の広島戦(甲子園)に先発する阪神・岩田稔投手(35)が23日、本番さながらの投球練習で最終調整した。この日甲子園で行われた投手指名練習では、通常行われるブルペンでの投球ではなく、本拠地のマウンドに上がり実戦を想定しながら投げ込んだ。

 17日の巨人戦(甲子園)では5回4失点で降板。試合を作ることができず、今季初黒星を喫した。試合後には、相手投手のヤングマンにまで適時打を浴びたことを猛省。今季初勝利に向けて感覚を研ぎ澄ませ、「前回、甲子園で投げたときがあまりにも感覚が良くなかったので・・・。明日に向けての確認として」と練習の意図を説明した。

 首位を独走する広島との初戦を任された左腕は「しっかりぶつかって。(広島は)王者なんで胸を借りていこうかな」と意気込む。2戦目に先発が予想される才木は「先制点は与えないようにしたい。慎重さの中に大胆さを求めてやっていきたい」と表情を引き締めた。3戦目が予想される藤浪を含め、今季初対戦となる3投手でコイ封じを目指す。

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