【広島】100Sの中崎が自虐コメ連発「胃薬を忘れずに応援お願いします」

スポーツ報知
通算100セーブを達成した中崎が花束を手に声援に応える

◆広島7―5中日(8日・マツダスタジアム)

 広島・中崎翔太投手(25)が苦しみながらも9回の1イニングを無失点で切り抜け、今季26セーブ目。通算100セーブの金字塔を打ち立てた。

 先頭・大島に四球を与えたが、京田を遊ゴロ併殺に抑えた。なおも2死から平田に四球、ビシエドに右前安打を許したものの、最後はアルモンテを遊ゴロに抑えた。

 走者を出しながらの苦しいピッチングに「真骨頂が出ましたね」とポツリ。ファンには「今日みたいな苦しい戦いが続きますが、胃薬を忘れずに応援よろしくお願いします」と声を張り上げた。

 2014年にプロ初セーブを挙げてから、守護神として連覇に貢献してきた。女房役の会沢からは「ザキは気持ちも強いし、投手陣をまとめてくれている存在。感謝しています」と労をねぎらわれたものの、本人はいたって冷静だ。

 「野手の方が点を取ってくれて、先発の方が試合を作ってくれて、この数字があると思う。セーブは運でしかない。しっかりとその運を大事に、100個取れてよかったです」と謙虚に振り返っていた。

野球

×