【楽天】塩見、西武打線に3発食らい6回途中5失点KO

スポーツ報知
6回無死、森に右越えソロを浴びた塩見(カメラ・川口 浩)

◆楽天―西武(10日、楽天生命パーク)

 先発した楽天・塩見貴洋投手(29)が、6回途中9安打5失点で降板。試合前まで今季4戦2勝で負けなし、防御率2・17と得意にしていた西武打線につかまって3勝目を逃した。

 3回までは上々の出来だった。2回までは3三振を奪うなど1本のヒットも浴びず、2安打を許した3回も2死一、三塁のピンチで浅村を遊ゴロに打ち取って無失点に抑えた。だが2点の援護点をもらった4回。先頭の山川にカーブを捉えられ30号ソロを浴びると、さらに1死一塁から中村に6試合連続の2ランを左翼席上段に運ばれた。5回にも連打で1点を許し、6回も先頭の森にソロを被弾。強力西武打線を止めることは出来なかった。

 今季ワーストタイとなる5失点を喫した左腕は「調子は良かったです。甘い球は逃さないですね。コーナー、コーナーのピッチングになってカウントを悪くしてしまいました。試合を作れず申し訳ないです」と振り返った。

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