【ソフトバンク】柳田、復活25号からチーム6発

スポーツ報知
1回1死三塁、柳田が左越えに逆転2ランを放ち、ベンチ前で新ポーズを披露

◆ソフトバンク11―5日本ハム(12日・福岡ヤフオクドーム)

 柳田らしい逆方向への特大弾だった。1点を先取された直後の1回1死三塁。高梨のど真ん中直球を思い切り、しばき上げた。「打った瞬間、ホームランと分かった。どれくらいスライスするのかなと思って」。逆転2ランが左翼席中段に着弾するのを見届け、ゆっくりと走り出した。

 7月24日のロッテ戦(京セラD)以来の25号だ。その試合で首を痛めて途中交代し、6試合欠場。3日のオリックス戦(ヤフオクD)で先発復帰したが、思うようなスイングができず「しっくりこないのでいろいろやった」と、スタンス幅や右足の上げ方などを試行錯誤したのが結果になった。

 中村晃、デスパイネも続いて今季初のクリーンアップ本塁打そろい踏み。松田宣は2打席連発し、計6本塁打で11得点。4月以来の日本ハム戦のカード勝ち越しを決め勝率5割に復帰した工藤監督は「今日のようなバッティングができれば勢いがつく」と一発攻勢をたたえた。(戸田 和彦)

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