【阪神】岩貞、広島のM点灯阻止へ14日先発

スポーツ報知
キャッチボールで調整する岩貞

 阪神・岩貞祐太投手(26)が、優勝マジック点灯を阻止するために14日の広島戦(京セラD)に先発する。13日は甲子園室内で最終調整を行い、「広島は今までは意識してやっていたが、そうしていい結果が出たことないので、特に意識せずにいきたい」と自然体で臨むことを明かした。

 自分にそう言い聞かせる岩貞には、つらい負のデータがある。プロ5年間で広島戦は16試合に先発。いまだ勝ち星がなく10連敗中、防御率も5.88と、広島打線の餌食となっている。今季も6月23日に甲子園で丸に2発を浴びKOされた。

 まさにチームは土俵際。負けか引き分けで自力Vが消滅し、広島にマジックが点灯する。8月に入って6勝3敗とチームの調子は上向き。甲子園を高校野球に明け渡す長期ロードも7勝5敗で中間地点。勝てない広島が相手でも、岩貞はチームのいい流れに便乗する。(長尾 隆広)

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