【広島】6度目の挑戦もマジック点灯ならず

スポーツ報知
8回2死満塁、福留に押し出しの四球を与えてマウンドにしゃがむ今村

◆阪神7―4広島(14日・京セラドーム大阪)

 広島が終盤の継投がはまらず、マジック点灯は15日以降にお預けとなった。1点リードの8回、先頭・鳥谷の遊ゴロを田中がはじくと、今村が一気に崩れた。1死後、梅野に中前安打でつながれ、一、三塁から代打・原口に同点の中前適時打。なおも2死満塁で福留に押し出し四球を与え、勝ち越された。

 「どうにかストライクをとろうと思っていったけど、詰めが甘かった」。疲労蓄積と不振で6月下旬に2軍落ち。満を持して先週から1軍に戻ってきた右腕が、踏ん張り切れなかった。糸井にも中前への2点タイムリーを浴び、一挙4点を失った。

 チームは優勝マジック点灯に王手をかけてから、6度連続で点灯できず。カープはこの間、2勝3敗1分けと大きく負け越しているわけではないが、対象球団の踏ん張りによって、足踏みが続いている。

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